茅場町で日本酒と洋食? 「食堂」を名乗る日本酒バルの話
KAMPAI編集部
茅場町駅2番出口から徒歩1分、鈴らん通りに「茅場町食堂 History by moto since 2010」がある。日本酒専門店を展開する酛グループの店で、出てくる料理は洋食やイタリアンベースの創作もの。日本酒バルなのに「食堂」を名乗っているのは、ジャンルに捉われずに楽しんでほしいからだという。
店内はU字型のカウンターが中心で、スタンディングエリアとイス席(6席)がある。夜に来ると裏路地の隠れ家っぽい雰囲気がある。立ち飲みでサクッと一杯でもいいし、イス席に座ってゆっくりもできる。土日祝は13時から営業しているので、昼飲みもいける。
日本酒は常時40種以上、小規模蔵の酒も入ってくる
日本酒は常時40種以上。ソムリエが仕入れから選んでいて、定番の人気銘柄だけでなく、小規模蔵の意欲作も入ってくる。日本酒以外にも日本ワイン、クラフトジン、ウイスキーがあり、「和酒」をコンセプトにした品揃えだ。
自家製レモンサワーもある。黒潮グリーンレモンを皮ごとすりつぶして、スパイスと一緒にキンミヤ焼酎に漬け込んだもので、甘さと酸味のバランスがいい。
酒蔵を招いた日本酒会も定期的にやっていて、蔵元と直接話せる機会がある。その蔵の地元の食材を使った料理とのペアリングで構成されているらしい。
看板は「鉄板焼きポテトサラダ」
料理は洋食やイタリアンベースで、ジャンルにこだわらない構成だ。
看板メニューは「鉄板焼きポテトサラダ」。スキレットに乗って出てきて、トリュフの香りがふわっとくる。りんごジャムで味変する。テレビ番組で芸能人が絶賛したことでも知られている。
「チーズinメンチカツ」はつなぎを極力抑えた肉々しい仕上がりで、中からチーズが出てくる。「手羽揚げ」は醤油にんにくベースでパリパリに揚げてあり、付け合わせに「ミツカン味ぽん」の粉末がつく。この組み合わせは気になる。
〆には「茅場町ナポリタン」や「食堂キーマカレー」がある。デザートの「マスカル甘納豆」はマスカルポーネと甘納豆にエスプレッソソースを合わせたもので、日本酒のあとに頼む常連が多いという。
前菜は5種盛りと3種盛りから選べる。カプレーゼ、鮪の生ハム、22ヶ月熟成のミモレットなど。グラス日本酒が700円前後、前菜が700〜900円、メイン料理が800〜1,500円あたりだ。
平日16時〜18時限定で、料理長おすすめ3品プレートとワンドリンクのペアリングセット(2,800円)もある。
ひとりでも、グループでも
立ち飲みエリアはひとりでふらっと入りやすい。イス席は予約もでき、2〜12名くらいのグループにも対応している。貸切の相談もできる。
平日16時〜19時入店で、1時間飲み放題1,980円の「ごほうびアワー」もある。
2022年4月にオープンした。日本酒バルで食べるナポリタンやポテトサラダ。「食堂」を名乗る理由が、ストンと腑に落ちた。