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奈良で『KIGEN Japanese Sake Fest』 5月29日から3日間、56団体が出店

KAMPAI編集部

奈良で『KIGEN Japanese Sake Fest』 5月29日から3日間、56団体が出店

清酒発祥の地・奈良で、5月29日から31日までの3日間、日本酒フェス「KIGEN Japanese Sake Fest」が初めて開かれる。会場は奈良県コンベンションセンター、実行委員長は天理の登酒店四代目・登和哉さん、コンセプトは「起源から、世界へ」だ。

公式サイトの出店者リストによると、出店は56団体。内訳は奈良県内の蔵元15、県外の全国の蔵元27、クラフトサケ7、奈良県内のワイナリー・ブルワリー・蒸溜所7。日本酒だけでなく、ワインや焼酎、ビールも並ぶ。

奈良の地元勢15蔵が3日間総出

地元・奈良からは、風の森(油長酒造)、みむろ杉(今西酒造)、梅乃宿、花巴(美吉野醸造)、八咫烏(北岡本店)、倉本、長龍、豊祝(奈良豊澤酒造)、篠峯(千代酒造)、稲乃花(稲田酒造)が3日間通して出店する。日替わりで、大倉、春鹿(今西清兵衛商店)、百楽門(葛城酒造)、猩々(北村酒造)、睡龍(久保本家)が加わる。

奈良県内の蔵が15蔵まとまって出るイベントは、これだけでも十分珍しい。

全国27蔵に、クラフトサケ7社が全員集合

県外からは、玉川(京都)、小左衛門(岐阜)、冨玲(鳥取)、秋鹿(大阪)、奥播磨、日本魂(兵庫)、磐城壽(福島/山形)、御前酒、嘉美心(岡山)、あべ(新潟)、三笑楽(富山)、鳴海(千葉)、北信流(長野)、飛良泉(秋田)、森嶋(茨城)、三連星(滋賀)、義侠(愛知)、文佳人(高知)、酒屋八兵衛(三重)、光栄菊(佐賀)、敷嶋(愛知)、謙信(新潟)、七田(佐賀)、月の井(茨城)、天下錦(三重)、若駒(栃木)、上喜元(山形)の27蔵が日替わりで揃う。

そしてクラフトサケ枠が今回の見どころのひとつだ。HOBO、haccoba(ともに福島)、LIBROM(福岡)、平六醸造(岩手)、稲とアガベ(秋田)、LINNÉ(京都)、ぷくぷく醸造(福島)。クラフトサケ免許でつくり手をしている主要醸造所が、ほぼ一回で顔を合わせる構成になっている。

加えて奈良県内のワイナリー・ブルワリー・蒸溜所として、木谷ワイン、CHORYO、FARMENTARY、THERAPYNIA、大和蒸溜所、奈良醸造、大和醸造の7社も並ぶ。

蔵元ブースで気に入った銘柄はその場で買って、指定住所に配送される仕組み。会場でグラスを重ねながら、自宅にも届く。

ペアリングランチショー(5/30、5/31)

土日の昼に、奈良の名店2軒によるランチコースが設定されている。

  • 5月30日:akordu(アコルドゥ)川島宙シェフ監修、5コース×日本酒5種、8,500円、定員36名
  • 5月31日:Ata plus 小林康陽シェフ監修、5コース×日本酒5種、8,500円、定員36名

akorduは奈良の地産食材をモダンスパニッシュに仕立てる店で、Ata plusは恵比寿のAtaの小林さんによる新店だ。両日とも別チケットで、定員も少ない。

29日の前夜祭にも、燗酒4種×アテ4種(3,300円、48名)が用意されている。

トークショーは無料のクラフトサケと、菩提酛の限定試飲

参加型のトークショーは2本立てだ。

  • 5月30日 15:30〜16:30:クラフトサケトークショー(無料)
  • 5月31日 15:00〜16:00:菩提酛をテーマに、限定酒の試飲つき(1,500円、48名)

菩提酛は奈良・正暦寺で生まれたとされる、室町時代由来の酒母づくりの技法だ。奈良の蔵が現代に復活させ、近年は全国の蔵にも広がっている。発祥の地で、菩提酛の今を試飲しながら聞ける1時間になる。

チケット

前夜祭(5/29 16:00〜20:00)と本祭(5/30・31 11:00〜17:00)でチケットが分かれている。

  • 前売・スターターセット:3,600円(前夜祭はチケット15枚、本祭は10枚)
  • 前売・増量セット:5,100円(前夜祭25枚/本祭20枚)
  • 土日通し券:6,600円(チケット20枚)
  • 当日券:スターター4,200円/増量5,700円
  • 追加チケット:5枚1,000円、11枚2,000円、17枚3,000円

チケットは公式サイト経由でcloud-passから購入できる。

会場の奈良県コンベンションセンターは、近鉄新大宮駅から徒歩約10分。出店者は4月7日時点のリストで、当日に向けてまだ動く可能性がある。最新情報は公式サイトとInstagram(@kigen_japanesesakefest)で更新されている。

奈良で56団体の酒が3日間並ぶ機会、次がいつになるかはわからない。「起源から、世界へ」を地元で見届けに行きたい。