名古屋「シン・SAKE SQUARE」初開催 3日間で6,000人が来場
KAMPAI編集部
3月20日から22日まで名古屋・矢場公園で開催された「シン・SAKE SQUARE 2026」が、3日間でのべ6,000人を集めて閉幕した。愛知・岐阜・三重の60蔵が参加し、178銘柄(うち新酒90以上)が並んだ初開催のイベントだ。
事前の紹介記事でもお伝えしたとおり、東海3県の酒造組合とZIP-FMが主催し、地元の新酒(しぼりたて・初しぼり)をテーマに据えている。
菰樽が並ぶ矢場公園
会場の入り口には、養老山系、美濃路の美酒、おかげ、伊勢慶と、東海3県の蔵の菰樽(こもだる)がずらりと並んでいた。公園の芝生にテーブルとベンチが置かれ、春先の陽気のなか、来場者がグラスを片手にくつろいでいる。
蔵元ブースはA〜Hまでアルファベット順に並び、各ブースで蔵の方が直接注いでくれる。ステージでは法被姿の杜氏さんがグラスを掲げながらインタビューに答える場面も。造り手の声を直接聞ける機会は、東京のイベントでもそう多くない。
「サケクエ」で知らない蔵に足が向く
公式アプリ「酒フェスガイド」の新機能「サケクエ」は、スタンプラリー型のゲームだ。愛知・岐阜・三重それぞれの新酒を4銘柄飲むとコインがもらえる仕組みで、ふだん手に取らない県の蔵にも自然と足が向くようになっている。
フードブースには海鮮の握り、はまぐり、からあげ、焼きそばが並ぶ。どれも日本酒に合わせやすいものばかりで、コインが減るスピードは速そうだ。
MCは「2025 Mrs SAKE」加藤玲那さん
ステージのMCは、ZIP-FMナビゲーターで「2025 Mrs SAKE」の加藤玲那さんが務めた。蔵元へのインタビューやサケクエの実況で会場を盛り上げていた。名城大学日本酒研究会も運営に協力しており、若い世代の来場者が目立ったのも特徴的だ。
初開催で6,000人
東海3県の酒造組合が初めて手を組んだイベントで、いきなり6,000人。「地元の新酒を地元で飲む」というシンプルなコンセプトが、ちゃんと人を集められることを示した形になった。
3日間で60蔵、178銘柄。日替わりで蔵元が入れ替わるので、3日通っても違う体験ができる構成だった。名古屋の春の定番イベントになることを期待している。