次世代の日本酒、大手町で5日間。「若手の夜明け2026」参加蔵の募集が始まった
KAMPAI編集部
全国の若手醸造家が集まる大型イベント「若手の夜明け2026」が、2026年9月30日(水)から10月4日(日)までの5日間、東京・大手町仲通りと内神田仲通り広場で開かれる。日本酒蔵を中心に国内約50蔵に海外の酒醸造所を加え、来場者は延べ1万人を見込む。主催はsakejumpを運営するcamo株式会社、共催は三菱地所だ。
参加蔵の募集が本日5月7日から始まった。応募締切は5月25日(月)、選考会は6月9日(火)、結果発表は6月16日(火)。酒蔵側にとっては、まずこの3週間の動きが先に来るニュースだ。
大手町の真ん中で5日間、25蔵×2期入替
会期5日間のうち、前半と後半で出店蔵を入れ替える「2期入替制」を採る。1期あたり25蔵、合計で約50蔵。エントリー枠はテーマ別に4つ用意されており、応募の段階でどの軸で参加するかを選ぶ仕組みになっている。
会場の大手町仲通りと内神田仲通り広場は、三菱地所が再開発を進めてきた丸の内・大手町エリアの中心に位置する。日本酒のフェスがオフィス街のど真ん中で5日間続く、というのは規模としても立地としても見たことがない座組だ。
「若手の夜明け」とは何だったか
「若手の夜明け」は、もともと若手の蔵元有志が始めた試飲イベントで、蔵元自身が同世代の蔵元と一緒に銘柄を紹介してきた歴史がある。世代交代、後継者不足、市場縮小といった構造的な課題を、まず若手同士のネットワークで動かしていこう、という性格のイベントだ。
今回はそこに三菱地所が共催で入り、海外蔵にも門戸を開く。これまでの「内輪感のある若手の集まり」から、丸の内・大手町という場所と外国の醸造所を巻き込んだ「業界の入口」に位置を変えにいく回、と読める。
審査委員長は千葉麻里絵さん
選考会の審査委員長は、恵比寿の日本酒バー「GEM by moto」や麻布台ヒルズの「EUREKA!」を率いる千葉麻里絵さんが務める。酒蔵の世界観や酒の表現を見るタイプの作り手で、日本酒の飲み方そのものを更新してきた人だ。
千葉さんは「日本酒は世界で親しまれ、その表現はますます豊かになっています。本審査では個性や表現に丁寧に向き合います」とコメントしている。スコアで点数化するのではなく、表現を見ていく選考だ。エントリーする酒蔵にとっては、何を出すかよりどう見せるかが効いてきそうだ。
開催概要
- イベント名: 若手の夜明け2026
- 会期: 2026年9月30日(水)〜10月4日(日)
- 会場: 東京都千代田区 大手町仲通り、内神田仲通り広場
- 主催: camo株式会社(sakejump運営)
- 共催: 三菱地所株式会社
- 参加蔵: 国内約50蔵(25蔵×2期入替制)+海外蔵
- 想定来場者数: 延べ10,000人
- エントリー応募期間: 2026年5月7日(木)〜5月25日(月)
- 選考会: 2026年6月9日(火)
- 結果発表: 2026年6月16日(火)
- 応募フォーム: https://forms.gle/zh1UmBjAND37u5GM7
- 公式サイト: https://sakejump.com
蔵元のエントリーが5月25日まで、選考が6月、開催が9月末。半年でこの規模を立ち上げる動きを、まず6月の発表で追いかけてみたい。