「世界一美味しい市販日本酒」を決めるコンペティション「SAKE COMPETITION 2026」の模様が、今秋、BS-TBSの特別番組として放送されることが決まった。SAKE COMPETITION実行委員会が発表した。放送予定は2026年9月下旬から10月上旬で、6月10日の表彰式と、8月上旬にアメリカ・ロサンゼルスで開かれる受賞酒のお披露目会の様子が伝えられる。

審査の現場や受賞の瞬間がテレビで紹介される機会は、これまで多くなかった。市販されている日本酒の頂点がどう決まっていくのか、その過程を茶の間から眺められることになる。

「市販酒」だけで競うコンペ

SAKE COMPETITIONは、今年で12回目を迎える日本酒の品評会だ。最大の特徴は、出品されるのが実際に市場で売られている「市販酒」である点にある。コンペのために特別に造った一本ではなく、ふだん店頭に並ぶ酒で競うため、受賞酒はそのまま買って飲める。

審査は銘柄を隠したブラインド方式で行われる。ラベルや蔵の名前を伏せ、酒の中身だけで評価する仕組みだ。2026年は世界中の367蔵から1,000点以上が出品された。部門は純米酒、純米吟醸酒、純米大吟醸、SUPER PREMIUM、モダンナチュラルに、特別審査の泡盛を加えた構成になっている。

受賞酒は、ロサンゼルスへ

今回の番組でひとつ目を引くのが、8月上旬にロサンゼルスで開かれる受賞酒のお披露目会だ。日本で選ばれた市販酒の頂点を、アメリカの地で紹介する場になる。国内で完結していたコンペが海外にも足を伸ばすかたちで、特別番組はこのロサンゼルスでの様子も合わせて伝えるという。

日本酒の輸出が伸び続けるなか、コンペの受賞酒を海外で見せる動きが出てきたのは、どこか時代に沿っている。番組がアメリカの反応をどう映すのかは、気になるところだ。

表彰式は6月10日

その出発点となる表彰式・授賞パーティーは、2026年6月10日(水)の16時15分から19時30分まで、高輪ゲートウェイシティのTHE LINKPILLAR 1 SOUTH B2階で行われる。一般チケットはPeatixで販売されており、その年の受賞酒を実際に味わえる場でもある。

放送はその約3か月後になる。表彰式に足を運べなくても、今秋には番組でその夜の様子を振り返れる。どの蔵のどの一本が「世界一美味しい市販日本酒」に選ばれたのか、放送を待ちたい。